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ぴったりあった被せ物を作るために

段差のないぴったりあった被せ物を入れることで、
汚れがとどまりにくくなり清潔な環境に保つことができます。
虫歯や歯周病の治療と予防を考える上で、とても大切なことです。

それではぴったりあった被せ物を作るためには何が大切なのでしょうか?
大切なことはいくつもあるのですが、精密に歯を削る事と慎重な型取りはとても大切な要素となります。
少し見えづらいですが、写真では歯と歯肉の境目(歯肉溝)に、
1本糸(圧排糸と言います)を挿入しながら歯を削っている途中の写真です。


適切に削る上で最も大事な箇所がマージン部分と呼ばれる歯と歯肉の境目です。
このマージン部分の厚みを確保しながら滑らかな形態に削っていかなければなりません。
歯を削る際には歯肉を傷つけないように注意する必要があるのですが、このように糸を挟んでおくと少しだけ歯肉を押し除けられるので、出血の予防にもなります。

ちなみに削り終わった後さらにもう一本太めの圧排糸を追加して型取り直前に糸を外します。
そうすると、被せ物を作る上で最も重要なマージン部分が綺麗に出てくれます。
とても重要な歯肉圧排ですが、糸を挿入する際はチクチク感じやすいので必要に応じて麻酔など使いながら配慮していきます。

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医療法人 永孝会
JR札幌病院前オレンジ歯科
口臭と歯周病改善・予防&歯と歯肉のホワイトニングクリニック
院長 一柳 秀作

〒060-0034
北海道札幌市中央区北4条東1丁目3-1
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TEL 011-596-6874

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